【ダブルケア】ダブルケアのワークショップに参加してみた話 30代親の介護 妊娠 子育て

ダブルケア

こんにちは!たあこです。
現在73歳で要介護1の認知症の母、まあさを同居で介護しています。
そして今私のお腹の中には妊娠7ヶ月の赤ちゃんがいます。

先日、とあるNPO法人主催のダブルケアの集いに参加をしました。
了承をいただいているわけではないので詳しくは書けないのですが、参加した感想を綴っていきます。
ご興味のある方はぜひお読みください。

ダブルケアとは?

最近耳にすることが多くなってきた「ダブルケア」。介護者が2人の介護(育児)を同時に行うことを言います。

色々なパターンがありますが、最近では晩婚化・高齢出産増の影響で、育児と親の介護が重なり、介護離職者が増加していることが社会問題としてニュースなどでも取り上げられているようです。
他には病気の配偶者と育児、病気の兄弟と親の介護など、いつ誰が直面するかわからない、実はとても身近な問題なのです。

ワークショップの流れ

私は親の介護と、これから始まる育児のダブルケアの当事者として参加をさせていただきました。
参加費は無料で、コロナの感染防止のためzoomを利用した2時間のオンライン形式でした。

ご自身がダブルケアの経験者であり、介護離職防止コンサルティングの方が進行役をされ、最初に経験談や対応策などのとても為になるお話をしてくださいました。
参加者も話せる限りの自身の状況の共有や、用意されていたカードゲームなどを使って、その人それぞれの状況把握、解決策などを話し合いました。

ワークショップに参加した感想

今までも認知症カフェや介護者の集いなどに興味はあったものの、コロナ禍という状況と、親の介護者の年代が50~60代中心ということでなかなか参加に踏み切れませんでした。

ところが、介護ブロガーくどひろさんの2月のvoicyの放送で「ダブルケア月間」の話題を取り上げられていて、そこで初めてダブルケアという言葉を知り、調べるうちに今回のワークショップにたどり着くことができました。

参加の一番の決め手になったのは、「子育て×介護」というテーマだったので、同世代の方とお話できる機会があるのではないかという期待が持てたからです。

たまたまその日仕事がお休みだった夫のさっちゃんも参加したいと言ってくれたので、急遽2人での参加となりました。私たちの他には2名の参加者と、主催者、ファシリテーターの方の計6名で進められました。年代も近い方が多く、身近な話題が飛び交い、期待以上の楽しい会でした。

実際参加してみて、今までため込んでいた自分の思いを誰かに話し、解放することはとても重要だと改めて感じました。私の場合は夫のさっちゃんによく話を聞いてもらいますが、同性の先輩に話すということもまた新鮮でしたし、的確なアドバイスをいただけました。
また、他の方のお話を聞くと想像を超えるような大変な状況の方がいたりして、自分の状況と比較して小さいことで悩んでいたなあ、なんてことも思いました。

このような集まりに参加したのは初めてでしたが、オンラインだったのが結果的に良かったです。進行役の方がいることで輪に入りやすいし、入りにくくても自宅からの参加なので万が一その場の空気に合わなくてもあまり気にならないのかな、と思いました。
なので今まで参加してみたいけど勇気が出ない!なんて方にはオンラインの会はとてもオススメです。

色々な集いがありますが、私が感じた初めての方が参加しやすいポイント3点は以下です。

  • 年代が近い参加者が多そう
  • オンライン開催
  • 10人以下の少人数制

最後に

今回参加したいといってくれた夫のさっちゃんには、皆さんからも大歓迎を受けましたし、妻の私自身もとても嬉しく、正直鼻が高くなってしまいました。
彼は今、私の母を一緒に介護してくれていますが、今回のワークショップでは彼自身の遠距離のご両親が介護状態になったら、という前提でも考える良いきっかけにもなりましたし、ゲームを通して普段二人では話さないような介護と子育ての考え方を知ることが出来て、夫婦間の理解がより深められました。

ダブルケアというのは本当に誰に降りかかってもおかしくない問題です。
当事者にならないとなかなか考えることは難しいことだとは思いますが、私もこのブログを通して少しでも多くの方にダブルケアを知っていただき、理解のある社会になっていけばいいと思います。

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